スカウト運動の原点は何だろうか。
常日頃この問いが私の心のなかを巡ります。
先日安佐6団50周年の行事に出席し感じるところがありました。
まず一つは、会場が団本部のお寺だったことです。式も団の日頃の儀礼で行われ、我々招待者も普段の活動の姿に間近に接することができました。
私は人から「ボーイスカウトってなに?」と聞かれたとき、よく「一言でいえば、むかしの寺子屋のようなものでしょうかね…。」と答えることがあります。地域の子供達を分け隔てなく育てる精神、そして寺社が子供達の居場所になる。これはとてもありがたいことです。
二つ目は、すべて手作りの行事だったことです。手間がかかり準備も大変だったようですが、若いスカウトにとって、それは達成感とともに、ながく記憶に残る記念式になったのではないかと感じました。
三つ目は、区役所、小中学校長、福祉関係者など多くの方々に出席いただいたことです。地元の皆さんの支えがあってこそ充実した活動になります。心から地域の皆さんに感謝しました。
よき社会人を育てる理念に照らせば、これらはどれも大切なことで、それに基づいた団活動こそスカウト運動の原点だと感じます。そこに充実と拡大のエネルギーも生まれてくるのではないでしょうか。
県連盟も、地区、団と連携しながら努力したいとあらためて感じました。
広島県連盟 沖 純次